この世ってなんだろう。読書の秋「ランド」。
今週のお題「読書の秋」
引き続き今週のお題に乗ってみようと思います。
世のお母さんはなかなか本読む時間ってないですよねー。
私も、ここ最近で仕事の本・絵本以外に読んだ本ってかなり少ないです。
夫から「この本、面白いから暇な時に読んでみて」と言われて、暇な時なんてないわ!と「暇」ってワードに引っかかって小さくキレてみたりして。
もちろん、時間は自分で作り出すものだとわかってるんですけどね・・。
それでも、子供を寝かしつけた後の夜の時間は読書のチャンス(寝落ちしなければ)。
なので最近はもっぱらキンドルです。
頭の中を空っぽにしたい時には日常とかけ離れた設定の漫画がオススメです!
夜、布団の中で一気に読めちゃう漫画
そんな中、最近読んだ本はこちら!
山下和美さんの「ランド」。
「天才柳沢教授の生活」でハマって、こちらもずっと読んでいます。最新刊は7巻。
その村では人間は50歳で死ぬ。
死んだら山の向こうの「あの世」に行く。
みんなそれが当たり前だと思って疑わない中、1人疑問をもつ少女・杏。
この村ではみんな一緒、腫れ物には触れないというような集団心理が働いています。
そんな中で杏は、様々なこと1つ1つに疑問を抱き、行動していきます。
単純な昔話かと思いきや、実は・・・。
1巻のラストの描写は驚きです。
私たちの世界ってなんだろう
あー仕事頑張ろう!
子供のことで悩みがある・・・。
あの服欲しいなぁ。
そういう日常レベルの自分で過ごしているのがほとんどの毎日ですが、昔からふと布団の中で人間としての自分の存在が不思議に感じることがあります。
私って何?
いつかは死ぬんでしょ?
今頑張ってるのってなんなんだろう。
自分を俯瞰してみてみると、なんだか怖くなってしまって、小さな頃は「あーーーーーーーーーーー!」と大声を出さずにいられなくて、母親にびっくりされたっけ。
そしてまたそのことを忘れるようにして、日常に戻っています。
今でもたまにあります。さすがに叫びはしないけど。
それでも、子供が生まれて、その不安感も減った気がします。
なんでこの世に生まれたのか、よくわからないけど、それでもこの子たちと暮らす日々はめちゃめちゃ楽しいから、もうそれでいいかなと。